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中国で外国人が泊まれるホテルを探す方法
中国では実は宿泊客の扱いが「内賓(国内ゲスト)」と「外賓(国外ゲスト)」に分かれており、外国人が一切利用できないようなホテルが存在します。
「え?!なんで外国人を差別するの」と驚く方もいれば、
「中国の内陸に出張に行くのだが泊まれるホテルがない」「せっかく予約したのに受付で断られた」、そんな経験を既にお持ちの方も多いのではないでしょうか。
今回は中国でなぜ外国人が泊まれないホテルがあるのか、外国人が泊まれるホテルと泊まれないホテルはどう見分ければ良いのかをまとめてみました。
1. そもそもなぜ「外国人が泊まれないホテル」が存在するのか?
実は中国国家による統制の原因があります。中国のホテルでは、「外国人受け入れ」のためには中国の旅行局が定めた基準があり、その基準を超えたと旅行局が認めない限りは、外国人観光客を泊まらせることができないようになっています。例えば英語対応のスタッフがいるか、英語メニューの用意はあるか、スタッフに外国人受け入れの土壌ができているか、中国側もそうしたホテルの資質を見極めているわけです。(参考:https://baijiahao.baidu.com/s?id=1613749796741249661&wfr=spider&for=pc)
聞こえいいように言うと、中国も表面上は「せっかく海外から中国まで来ていただいたのに、不安感を覚えさせたり、危険な状況に晒すことなんてできませんよ」と言っているわけです。
とはいえ、中には旅行局からの許可が下りているのに、外国人を泊まらせなかったり、逆に許可がないのに泊まることができてしまったりというケースも無きにしもあらずなのが中国だったりします。
2. 外国人が泊まれるホテルと泊まれないホテルはどう見分ける?!
1. で解説したようにホテルの資質が一般的に高いとされる三ツ星を超えるホテルなどでは、外国人の宿泊も可能なことが多いのです。
とはいえ、旅行や出張の際には必須の「宿」。安全の観点からも確実に泊まれるホテルを事前に予約したいですよね。
下記に私の経験上最も有効的な方法を紹介します。
結論から言いますと、中国の2大OTA(オンライン旅行代理店)であるCtrip(携程)またはフリギー(肥猪)にてホテルを予約することです。
この2つのウェブサイトでは「内賓(国内ゲスト)」と「外賓(国外ゲスト)」の両方が泊まれるホテルを検索機能でフィルタリングできます。
まずはそれぞれのアプリをストアでダウンロードします。
イルカのマークのCtrip(携程)豚のマークのフリギー(肥猪)と覚えて覚えましょう。
[操作方法]
Ctrip(携程)
以上です。これで検索結果に表示されるホテルが全て外国人も泊まれるホテルとなります。
[操作方法]
フリギー(肥猪)
上記の方法は現在中国版での対応しかないのですが、中国語の基礎がわからずとも手順に沿って予約するだけで目的のホテルを検索いただけます。
少なくとも海外大手Booking.comやExpedia、そしてAgodaにはないような機能のため
使ってみることをおすすめします。
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